
「BIGアイドル・オンパレード」の、本編の17ページ目の下です。
文章では、「赤いシリーズ」が4本と書いてありますが、
実際には9シリーズ制作されました。(百恵ちゃん主演・助演は5シリーズ)
「赤い疑惑」の放送当時である70年代は、今とは違い、ホームドラマ全盛期でした。
中でもコメディ・タッチのホームドラマが、高視聴率を取っていました。
そんな中、「赤い疑惑」は、ホームドラマでありながら、
シリアスなタッチで高視聴率を取ったので、同時間枠で、シリーズが続いたのでしょう。
このカットも、百恵ちゃんとその両親が並んで写っています。映画では、
すでに2本共演作がある三浦友和が、百恵ちゃんの恋人役として共演しています。
その三浦友和が、実は異母兄弟である事、百恵ちゃんの両親が、
本当の両親ではない事が、次第に暴かれて行き、ついに百恵ちゃんにも
判ってしまうという展開が、白血病の進行と並行して描かれます。
百恵ちゃんは、立ち直れないほどのショックを2度も受け、
自ら死を選ぶところまで追い詰められますが、宇津井健や三浦友和等の、
周囲の人々に助けられ、健気に病魔に立ち向かう展開が、感動的です。
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