多岐川裕美
70年代以降を代表する美人女優。
イメージはまんまペルシャ猫。まさに異次元的な美貌の持ち主。
容姿だけ見れば妖艶かつ相手を射抜くような挑発的なまなざしが印象的だが、
実際には頭の出来は「?」だったらしい。
そのせいか「聖獣学園」というとんでもない作品が彼女の映画デビューとなってしまった。
この作品のメインテーマは復讐。しかもその相手とは自分と母を捨てた実の父親。
彼女は自らの肉体をもって最後には復讐を遂げるといった近親相姦作品にもなっている。
よくもまあ、こんな作品に出たなと思うが彼女自身騙されたと言っているが、よくよく
考え調べればすぐにでも判る話なのに、とは思う。
ちなみに映画の冒頭彼女の露になった乳房を揉みまくっていたのは谷隼人である。
私が好きな作品はNHKドラマ「橋の上の霜」
武田鉄矢扮する御家人の妻役がとても良かった。
家で妾と同居するという内容で彼女は貞淑な妻であったが、さすがに妾と同居には我慢が
ならず、日々妾を呪いながらわら人形に釘を打ち付けていた。
さすがに見かねた主人がこの妻を久しぶりに抱いて云わばガス抜きを行ったのだが、
コトが終わったあと、多岐川は乱れた胸元を、そっと直して主人におそまつさまでした、と
一言言うと部屋を出て自室に戻って、すやすやと眠る我が子にそっと添い寝をしながら、
こと満足げな微笑みを浮かべるシーンが、ものすごく色っぽかったのを覚えている。
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