麻丘めぐみ
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麻丘めぐみプロフィール
あさおか めぐみ。1955年10月11日生、大分県出身の元アイドル歌手、女優。
1972年、「芽ばえ」でアイドル歌手デビュー。1970年代を代表するアイドルの一人。
・1973年、「わたしの彼は左きき」が大ヒット。
・1977年、ディレクターと結婚し芸能界を引退する。
・1983年、離婚と同時に芸能界へ復帰。女優業をメインに活動を続ける。
・南沙織と浅田美代子はアイドル時代からの親友。
あさおか めぐみ。1955年10月11日生、大分県出身の元アイドル歌手、女優。
1972年、「芽ばえ」でアイドル歌手デビュー。1970年代を代表するアイドルの一人。
・1973年、「わたしの彼は左きき」が大ヒット。
・1977年、ディレクターと結婚し芸能界を引退する。
・1983年、離婚と同時に芸能界へ復帰。女優業をメインに活動を続ける。
・南沙織と浅田美代子はアイドル時代からの親友。
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わたし、フルーツティーン！ ストローが ほら
クルクルーッと………とってもさわやか。
誰かが このオレンジ 太陽のめぐみ!? ですって。
（めぐみ、ストローで目がまわる…の巻でした）
果汁入り サントリー フルーツソーダ 1973-74
[YouTubeで再生]
女の子なんだもん
おねだりは ひとつ
アレして欲しい
決して 泣いたりしない
あの人の 眼の前で
女の子なんだもん
約束は いちど
アレして欲しい
口に出すのは ルル 恥ずかしいから ルル ...
麻丘めぐみ 女の子なんだもん
https://www.youtube.com/watch?v=VRkJVeS1Qm...
女の子なんだもん おねだりは ひとつ
アレして欲しい
決して 泣いたりしない
あの人の 眼の前で
女の子なんだもん
約束は いちど
アレして欲しい
口に出すのは ルル 恥ずかしいから ルル ...
麻丘めぐみ 女の子なんだもん
https://www.youtube.com/watch?v=VRkJVeS1Qm...
８５年１０月１日発売の「アイドル４０年」（近代映画社）からのカットです。 つやつやストレートのロングヘアのサイドを耳の下でカットし、
お姫様カットとして、当時大流行した記憶があります。
今、そのお姫様カットが世界で流行し、「お姫様カット」が、
世界でも通用する言葉になったとは、驚きです。
当時のアイドルとしては、群を抜いたスタイルの良さでした。
さすが、モデル出身という感じです。
アイドル黄金時代大名鑑（２００２年３月２５日発売）から、麻丘めぐみに対する評価記事です。 このムック本は８０年代アイドル中心なので、７０年代アイドルは文章が短いです。
「この２人」とは、天地真理と南沙織です。
デビュー曲「芽生え」は、リアルタイムで微かに記憶にありますが、
２曲目「悲しみよこんにちは」は、記憶にありません。
３曲目「女の子なんだもん」は、クラスで流行っていて、みんな振りマネしていた記憶があり、
ここから麻丘めぐみを、はっきりと意識しました。
月間平凡の７３年３月号の、故郷に帰省するカコのレポートが、３ページに渡って載っています。 その１ページ目です。なお、カコは、麻丘めぐみの本名の藤井佳代子からとったニックネームです。
下に書いてある「レコード大賞最優秀新人賞」。
この年は、歌謡大賞の新人賞２人が森昌子と三善英史だったので、
そのどちらかが取るものと思って見ていましが、麻丘めぐみが受賞したので、嬉しい驚きでした。
ちなみに、７０～８７年までの１８回の中で、歌謡大賞の新人賞二人以外から、
レコード大賞最優秀新人賞を受賞したのは、４回しかありません。
７０年のにしきのあきら、７２年の麻丘めぐみ、７４年の麻生よう子、８５年の中山美穂の４人です。
月刊平凡の７３年３月号の、故郷に帰省するカコのレポートの、２ページ目です。 （モノクロなので、カラー化してみました。）
「デビューしてから初めてとれた３日間のお休み」
麻丘めぐみとして、７２年６月に歌手デビューしてから。という意味です。
それまで、３歳の頃から本名の藤井佳代子として、子役モデルやＣＭで活躍していました。
カコの故郷は、大分県速見郡日出町にある、日出城の二の丸です。
生後半年まで、その城に祖父母と一緒に住み、その後両親や姉と大坂に引っ越しました。
引っ越し後も、実家の城には何度か帰省しているようです。
麻丘めぐみは、歌手デビュー当時から、姫カットの髪型が好評でしたが、
実家がお城だった事から、本当の姫だった。とからかわれた事もあるそうです。
カコ自身は、お城がトイレまで六畳ぐらいある和式で、薄暗くて怖かったそうです。
月刊平凡の７３年３月号の、故郷に帰省するカコのレポートの、３ページ目です。 （モノクロなので、カラー化してみました。）
カコより４歳年上の姉・藤井明美が、児童劇団に自らの意思で入り、
それにカコが付き添っている時、１歳８か月でＣＭ初出演を果たし、
３歳からは、子役モデルやＣＭで引っ張りダコになりました。
自分と同い年ぐらいの幼い子役モデルが、当時少なかったためでしょう。と、本人は言っています。
姉・藤井明美が、歌手を目指して大阪から上京すると、姉がまだ中学生だったので、
母がカコを連れて、一緒に上京します。姉は、作曲家・遠藤実の元でレッスンを積みながら、
１５歳の時、花里あけみの芸名で歌手デビューしますが、全く売れません。
１８歳の時に、本名の藤井明美で再デビューするも、全く売れませんでした。
その間、母や姉の生計を立てるために、カコは人気モデルとして、大活躍していました。
月刊平凡の７３年３月号から、西城秀樹との対談の１ページ目です。 麻丘めぐみが対談恐怖症になったのは、西城秀樹の前にも、野口五郎や郷ひろみといった、
同い年の男性アイドルと対談していて、その度に、脅迫めいた手紙だけではなく、
学校で新御三家のファンから、いじめられていたからだそうです。
麻丘めぐみをいじめないように、新御三家の３人がマスコミで発言すると、
更に輪をかけていじめられたので、３人に会う度に、「お願いだからそういう発言はしないで。」
と、頼むほどでした。当時の人気女性アイドルは、小柳ルミ子・天地真理・南沙織の３人とも、
新御三家より年上で、後は新御三家より３歳年下の森昌子のみ。
新御三家と同い年の麻丘めぐみに、新御三家のファンからの攻撃が集中する状況だったのです。
月刊平凡の７３年３月号から、西城秀樹との対談の２ページ目です。 同い年で同期デビューの麻丘めぐみが、西城秀樹に対して「先輩」と言っているのは、
何故でしょう。ヒデキの方が誕生日が半年早いためか、
デビュー曲の発売が３か月ほど早いためでしょうか。答えは、３ページ目に載っています。
なお、めぐみは高校１年の２学期に堀越から明大付属中野高校定時制に転校したので、
野口五郎や郷ひろみ（二人とも堀越）の人気が爆発する頃には、堀越にはいませんでした。
ヒデキも、高校１年の２学期に、地元の高校から明大付属中野高校定時制に転校しています。
月刊平凡の７３年３月号から、西城秀樹との対談の３ページ目です。 「（追試験）ガンバッテネ。失敗すると私と同じ学年になっちゃうわよ。」
麻丘めぐみは、落第していないので、西城秀樹が１学年上のように見せています。
めぐみは２年から３年への進学の時です。ヒデキも本当は同じなのに、２年を３年と偽り、
定時制なので３年から４年へ進級出来ず落第すると、めぐみと同学年になるという意味です。
この頃の平凡や明星は、写真だけ撮り、記事は記者が勝手に書いていた。
と、最近の麻丘めぐみがバラしていました。
この対談も、記者が西城秀樹の学年を勘違いして書いたのかも知れません。
月刊平凡の７３年３月号には、まんが履歴書も３ページに渡って載っています。 その１ページ目です。
この後、月刊明星に載るまんが履歴書とは違い、イラストと写真、文章で構成されています。
２歳から、ＣＭに出演していました。
月刊平凡の７３年３月号から、まんが履歴書の２ページ目です。 ４歳の頃から可愛いだけではなく、すでにカコ（麻丘めぐみ）と分かる顔をしています。
様々なトッアイドルの幼少時代の顔の中でも、ピカイチの可愛らしさと本人らしさでしょう。
だからこそ、２歳からＣＭモデルとして、引っ張りダコだったと思います。
同じ子役出身のアイドルでも、麻丘めぐみの２年後に歌手デビューしたカンコ（林寛子）は、
「仮面ライダー」や「返信忍者嵐」といった特撮ヒーローものに出演していたので、
歌手デビュー時は、演技過剰・出来上がり過ぎている・場慣れしていて可愛くない。
といった批判がありました。歌手デビュー時の麻丘めぐみの可憐な可愛らしさとは対照的です。
子役出身でも、子役モデルのカコと、子役の役者のカンコ
（ニックネームは似ている）の差でしょう。
月刊平凡の７３年３月号から、まんが履歴書の３ページ目です。 右上の小学６年の写真を見ると、既に完成された可愛らしさ、美しさです。
生まれるのが２０年ぐらい遅ければ、麻丘めぐみが、後藤久美子・宮沢りえの代わりに、
美少女ブームを起こしていたかも知れません。
剣道１級なのは、リアルタイムで見ていた歌番組でも言っていたので、知っています。
同じく剣道が上手い岩崎宏美は、性格と合っている印象ですが、
可憐な麻丘めぐみと剣道１級は、ミスマッチの面白さという感じです。
レコードデビューが高校２年の１学期なのに、高校１年の２学期が始まる時には、
既に明大中野定時制に転校していました。歌手デビュー前のレッスンに、
時間をかけたかったのかと思いましたが、違いました。
６か月のレッスン期間をもらえるはずが、２～３週間でレコーディングになったそうです。
月刊明星の７３年２月号の、カラーグラビアの１ページ目です。 冬らしくスキーに挑戦しているカコです。
中学の時、スキー教室で練習したのは、新潟あたりの重い雪質の場所だったのでしょう。
北海道の雪はサラサラして、慣れると滑りやすいのですが、
初めてなので転んでいたのでしょう。
でもモデル出身だけあって、スキーファッションは決まっています。
月刊明星の７３年２月号の、カラーグラビアの２ページ目です。 カコが、人気モデルから歌手になった理由は、お姉さんが歌手としてデビューしても、
全く売れなかったからです。何度も改名して再デビューしても売れない姉を見ていたカコは、
歌手というのは厳しい世界で、自分が歌手になっても通用しないと思ったそうです。
しかし、ビクターに所属していた姉が売れなくて、そろそろ首になりそうな時、
ビクターの姉の担当者が、カコに「１曲だけ歌ってみない？」と誘いました。
モデルとして芸能界で活躍していたので、私が１曲歌うだけで、
お姉さんの首が繋がる事は、分かっていたそうです。そこで１曲だけという約束で、
筒美京平の曲作りの参考に、デモ曲を歌い、レッスン期間を半年もらう約束をします。
ところが、２～３週間でレコーディングになり、大人って嘘つき。と痛感しました。
月刊明星の７３年２月号から、野口五郎との対談の１ページ目です。 野口五郎は、１３歳で岐阜から上京するも、すぐに声変わりになり、
歌手デビューを保留されます。その間、演歌のレッスン・スクールメイツ加入・
バンド演奏を掛け持ちし、１５歳で演歌でデビューしますが、全く売れません。
その頃、トップモデルとして活躍していた麻丘めぐみの相手役として、
アルバイトでモデル出演したのが好評で、ポップス路線に変更し、
筒美京平に作曲を依頼した２枚めのシングル「青いリンゴ」から、
人気に火かつきます。野口五郎は、恩人とも呼べる麻丘めぐみに、
足を向けて寝られないのでは？
月刊明星の７３年２月号から、野口五郎との対談の２ページ目です。 ２月号は、前年１２月末発売なので、対談は前年１２月初ぐらいでしょう。
この頃に雑誌は、未成年（カコは１７歳２か月、野口五郎は１６歳９か月）でも、
芸能人なら、アルコールをたしなむのは当たり前。という感じの記事が多かったです。
この対談を読む限り、１７歳で成人を迎えるような書き方になっています。
「お酒は２０日になってから」を無視した、おおらかな時代を感じます。
月刊明星の７３年２月号から、野口五郎との対談の３ページ目です。 カコの初詣のおまいりで、「平凡な年でありますように」と書いてあり、
野口五郎から、「いかにもめぐみちゃんらしいな」と言われています。
芸能界での成功に対して、あまり欲のないカコらいい発言ですが、
７３年は、麻丘めぐみがアイドルとして飛躍する年になります。
でもその反動か、７４年に大怪我で半年間、表舞台から遠ざかります。
「平凡な年でありますように」が、芸能界では如何に難しい事か、
麻丘めぐみのアイドル人生が物語っています。
月刊明星の７３年２月号から、モデル時代のヒストリーの１ページ目です。 １歳８か月で初めてＣＭ出演したカコは、３歳でモデル・デビューします。
この中では、帽子のポスターや、ガス炊飯器のパンフレットが３歳の時です。
９３の対談で、「私の顔は何年経っても子供っぽくって、ちっとも変わらない。」
と言っていますが、右中央の写真を見れば、納得の発言です。
月刊明星の７３年２月号から、モデル時代のヒストリーの２ページ目です。 歌手デビューのモデル時代（多分中学生の頃）は、ひとりで電車に乗って、
撮影現場まで往復していたそうです。それが、歌手デビュー後は、
マネージャーや付き人が一緒で、何でもやってもらっていたそうです。
仲のいい南沙織や浅田美代子と、「このままでは私たち、何も出来ない大人になってしまう。」
と言って、悩みを相談していました。
モデル時代のギャラが１日１万円だったのに、歌手デビューしてからは給料制になってしまい、
月５万円に減ってしまいました。減った分は、マネージャーや付き人に行ったのでしょう。
月刊明星の７３年２月号から、後ろ向きの本年当てクイズです。 カコは当然、剣道１級の腕を買われて？竹刀を持つ姿です。
（９５の続き）
お金の管理は母親が行い、お小遣いをもらっていました。
歌の衣装は、１曲２着までは事務所が作りますが、当時は毎日歌番組に出演していたので、
２着だけでは当然足りず、母親が端切れを買って、デコレーションを変化させていたそうです。
月５万円の給料では、大変だった事でしょう。
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