☆岡田奈々
▼ページ最下部
岡田奈々プロフィール
おかだ なな。1959年2月12日生。岐阜県岐阜市鏡島出身の元アイドル歌手、女優。
?1974年、オーディション番組『あなたをスターに!』の第2回チャンピオンとなる。
?1975年5月、「ひとりごと」でアイドル歌手デビュー。片平なぎさ、岩崎宏美、リリーズと同期。
?1976年、「青春の坂道」がヒット。
?1979年からは女優業に本格転向。
おかだ なな。1959年2月12日生。岐阜県岐阜市鏡島出身の元アイドル歌手、女優。
?1974年、オーディション番組『あなたをスターに!』の第2回チャンピオンとなる。
?1975年5月、「ひとりごと」でアイドル歌手デビュー。片平なぎさ、岩崎宏美、リリーズと同期。
?1976年、「青春の坂道」がヒット。
?1979年からは女優業に本格転向。
※省略されてます すべて表示...
映画「青春の構図」のＤＶＤジャケット表です。 広瀬襄監督が、淳子初主演作「スプーン一杯の幸せ」の次に撮った映画です。
天地真理主演の「愛ってなんだろ」も撮っているので、アイドル映画が得意なのかも知れません。
４ｔｈシングル「青春の坂道」が自己最大のヒットをしていた頃であり、
レギュラー出演していたドラマ「俺たちの旅」と同様、この映画でも、レコードとは別の、
ギターの引き語りで始まるバージョンで歌っていました。
映画「青春の構図」のＤＶＤジャケット裏です。 ７６年３月１３日の映画公開当時、高校２年で、
まだ１７歳になったばかりの岡田奈々が、大学生役を演じています。
同じく大学生役の早乙女愛も同じ１７歳。秋野暢子は１歳年上でした。
２年前の「愛と誠」から、映画の主演には慣れている早乙女愛とは違い、
綺麗で初々しい奈々ちゃんの初主演映画が、大学生役というのは、
ちょっと意外でした。でも、奈々ちゃんと加納竜の好演によって、
アイドル映画としては水準以上の出来栄えだと思います。
８５年１０月１日発売の「アイドル４０年」（近代映画社）に載っている、ビキニ姿です。 ボンド企画の女性アイドル第一号の奈々ちゃん。
身体が細く、ペチャパイで、歌唱力も乏しいけれども、可愛くて綺麗なルックスは天下一品という、
ボンド企画の女性人気アイドルの系譜は、奈々ちゃんから始まり、
大場久美子→松本伊代→本田美奈子と継承されて行きました。
（本田美奈子は、歌唱力抜群ですが。）
あの顔で、何故ボンド企画？と、首を傾げたアイドルもいましたが。
（少女隊や新田恵利等）
アイドル黄金時代大名鑑（２００２年３月２５日発売）から、岡田奈々に対する評価記事です。 このムック本は８０年代アイドル中心なので、７０年代アイドルは文章が短いです。
キャニオンのアイドル専門レーベルとして存在したＮＡＶには、
岡田奈々の他に、デビュー順に、木之内みどり・荒川務・小林美樹・三木聖子・
石川ひとみ・田原俊彦 等 がいました。このメンバーを見ると、
田原俊彦が登場するまでは、確かに岡田奈々が代表格ですね。
実績は乏しくても、木之内みどりにはフォトジェニックな魅力が、
小林美樹には曲の良さがありました。
ちなみに、林寛子と松本ちえこは、キャニオン本体の所属です。
代表曲である「青春の坂道」は、森田公一とトップギャラン「青春時代」の
５ヶ月前にリリースです。もしかしたら、森田公一は「青春の坂道」をヒントにして、
「青春時代」を作ったのかも。４ｔｈシングル「青春の坂道」の次の曲「若い季節」が、
個人的には一番好きな曲です。「心が洗われるようなさわやかな青春ポップス」に、
詞の良さがプラスされたような曲です。
８９と同じムック本「女神の肖像」から、水着のページです。 ７４年にＣＭデビュー、７５年に歌手デビューし、人気アイドルとして、
キラキラ輝いていた奈々ちゃんに、左下に書いてあるような
「病気みたいな女の子」のイメージは、全く感じませんでした。
映画「青春の構図」の主人公のように、健気で芯の強い女の子のイメージでした。
あえて言えば、人気絶頂時の７７年７月、自宅に暴漢が押し入り、
手親指の付け根と左手の掌に30針の重傷を負わされた事が原因で、
清純派アイドルのイメージが崩された事でしょう。
でも、負傷した２日後には仕事を再開する、ガッツのあるアイドルでした。
岡田奈々の月刊平凡初登場は、７５年３月号（１月２４日発売）でした。 ７４年６月にスカウトがきっかけで、「あなたをスターに！」で、
第２回のチャンピオンになると、その７４年のうちに、グリコ・アーモンド・チョコのＣＭに、
森田健作との共演でＣＭデビューを果たします。百恵・友和が出会ったＣＭで有名ですが、
そのＣＭが７４年６月撮影。その４～５か月後には、奈々ちゃんがデビューしていました。
７５年初めには、ここに書いてあるように、ドラマ・デビューします。
岡田奈々の月刊明星初登場も、７５年３月号でした。 実家の商売がヨーホー業（ハチミツを作る）なので、ハチミツをよく食べている。
と話していた奈々ちゃん。７０年代アイドルの中でも、ズバ抜けた美形で知られていますが、
その秘訣を本人に聞くと、ハチミツをよく食べているから。と言っていました。
まだ、ハチミツが健康に良いと知られていなかった時代です。
月刊平凡の７５年４月号から、ドラマ出演に関する記事と写真です。 「あなたをスターに！」が、ＮＥＴ（現テレビ朝日）系列で放送されていたためか、
同系列のドラマ「うしろの正面」が、奈々ちゃんの初出演ドラマになりました。
ちなみに放送は、２月１８日からで、１６歳の誕生日の６日後です。
月刊明星の７５年４月号にも、同じドラマ出演に関する記事と写真が載っています。 初ドラマ出演で、足がガクガクするほど緊張した。という奈々ちゃん。
彼女の初ドラマに対する心情が、平凡より詳しく載っていて、さすが明星という感じです。
この時点（２月）で、５月末にレコードデビューする話まで書いてあります。
（実際には、５月１０日リリース）
月刊明星の７５年５月号には、荒川務と一緒にモデルとして登場しています。 岡田奈々のシングルは、デビュー曲「ひとりごと」～７曲目「飾らない青春」まで、
Ａ・Ｂ面とも松本隆でした。この時期のアルバム３枚も、全て松本隆の作詞です。
同期デビュー（正確には７４年末デビュー）の太田裕美も、１３曲目まで松本隆の作詞で、
７５年末リリースの４曲目「木綿のハンカチーフ」が、翌年前半に大ヒットし、
作詞家：松本隆も、太田裕美もブレイクしました。
その頃、奈々ちゃんも４曲目「青春の坂道」から、青春シリーズと言える一連のヒット曲が
続きます。作詞家：松本隆が、その本領を最初に発揮し始めたからこその
連続ヒットだと思います。それにしても、太田裕美の方は、ずっと作曲が筒美京平で、
奈々ちゃんの方は、筒美京平のライバルだった都倉俊一や森田公一なのが、興味深いです。
月刊平凡の７５年６月号の、１ページ目です。 奈々ちゃんの美貌の秘密は、ハチミツ食。と書いてあるのは、この記事です。
プロダクションの社長の家にイソウロウ中。と書いてありますが、
翌７６年秋には、一戸建ての二階建ての家に、母と姉と３人暮らしをしている様子が、
夜ヒットの訪問コーナーで紹介されていました。その翌年７月には、自宅に暴漢が入ります。
中野区と紹介されていたので、もしかしてその暴漢は、夜ヒットの自宅映像を見て、
自宅をつきとめたのかも知れません。
やはり人気アイドルは、社長宅にイソウロウか、マンション暮らしの方が安全です。
月刊平凡の７５年６月号の、２ページ目です。 ７４年１２月に「あなたをスターに！」で優勝し、７５年１月１５日に岐阜市から上京し、
堀越高校へ転校した奈々ちゃん。クラスメートには、７４年デビューの先輩で、
１年の初めから堀越高校にいる伊藤咲子。７２年デビューの先輩で、
１年の途中で小野学園から転校してきた森昌子。７５年４月２１日歌手デビューの
同期だけれども、１年の初めから堀越高校に通っている岩崎宏美がいます。
堀越高校では、奈々ちゃんが一番遅く転校してきましたが、この３人の歌手は、
暖かく奈々ちゃんを向かい入れ、仲良しになりました。
ほぼ同時期に堀越に転校してきた、女優の池上季実子とも、４人は仲良くなったそうです。
月刊明星の７５年６月号から、フレッシュ・スターのパンツ・ファッションのコーナーです。 サッコ（伊藤咲子）・昌子・宏美・奈々が、堀越の修学旅行で札幌に行った時の話。
（奈々ちゃんは、仕事が忙しく、途中から参加）
堀越では、率先して芸能雑誌の取材陣を修学旅行に同行させていたので、
自由行動の時間でも、雑誌の記者・カメラマンに追い回されたそうです。
４人で相談し、信号が青から赤に変わる手前で横断歩道を渡り、
記者・カメラマンを振り切った４人ですが、１人だけしつこく追いかけて来るので、
札幌ラーメンをおごる事を条件に、取材をＯＫしたとの事。
後に、岩崎宏美がバラしていました。
月刊明星の７５年６月号から、歌手デビューの告知です。 「歌には絶対の自信がある彼女」と書いてあり、
「テレビは当分歌だけで勝負します！！」と、本人のコメントが載っています。
しかし、７５年は岩崎宏美や太田裕美といった、実力派アイドル歌手がデビューしたため、
歌の上手さでは彼女たちに敵いませんでした。
８０年代から歌手を辞めて、女優業に専念しますが、
後のインタビューで、歌手復帰について聞かれ、
歌手デビュー当時は、周りに歌の上手い方ばっかりいたので、
自分の歌の下手さを思い知らされました。
なので、歌手復帰はあり得ません。と答えています。
↑１０９は、元が白黒なので、色付けした画像です。 月刊平凡の７５年７月号の、１ページ目です。
２ページに渡って、岡田奈々ヒストリーが載っています。
９６で「７４年６月にスカウトがきっかけ」と書いたのは、ウィキの情報です。
その後、「あなたをスターに！」に出るきっかけは、２ページ目に書いてあります。
ここに書いてある、スカウトされたプロダクションがボンド企画です。
（ＮＥＴテレビは、現在のテレビ朝日です。）
歌手業よりも、ＣＭや女優業に注目が集まるアイドルが増えてきたのは、
７４～７５年頃でしょう。奈々ちゃんの他にも、７４年歌手デビューの林寛子や
木之内みどり、７７年歌手デビューの大場久美子等がそうです。
（８０年代アイドルも、８５年デビュー組から、上記傾向が表れるのが興味深いです。）
奈々ちゃんは、その美貌を活かして、雑誌のカバーガールでも大活躍します。
月刊平凡の７５年７月号の、２ページ目です。 お父さんの、養蜂業のための全国縦断の旅に、奈々ちゃんも小さい頃ついて行ったそうです。
お父さんの苦労を知っているから、ハツミツ食を大事にしたのでしょう。
「あなたをスターに！」に、こっそり応募したのは、１歳上の姉だったそうです。
オーディション番組では、自ら進んで応募する人より、他の人の付き添いで会場に入ったり、
他の人の応募で、合格し、スターになる人が多いですが、奈々ちゃんもそのパターンでした。
その姉が、岐阜に住んでいた頃は、長電話するほど仲が良く、１０２で書いた、
夜ヒットの訪問コーナーの時には、母とその姉と一緒に住んでいる。と言っていました。
奈々ちゃんは、身体が細いので、２キロぐらい増えても、判らなかったと思います。
▲ページ最上部
ログサイズ：50 KB 有効レス数：111 削除レス数：6
不適切な書き込みやモラルに反する投稿を見つけた時は、書き込み右の マークをクリックしてサイト運営者までご連絡をお願いします。確認しだい削除いたします。
1970年代掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
スレッドタイトル：☆岡田奈々